チップ役割

チップ部品は一種のグループ部品です。
グループ部品と違い、グループを構成する各部品には役割が与えられます。
この役割は、チップ役割と呼ばれます。
役割は次の2つです。

• リンク可能モリプとしての役割
  
• 編集可能テキストとしての役割
  

チップ部品では、リンク可能モリプの役割を持つ部品だけがモリプとして機能します。
チップ部品では、編集可能テキストの役割を持つ部品だけがテキストの作成・編集が可能となります。
例として、以下の複合部品チップを説明します。



この複合部品チップは、2つの部品から構成されます。
この複合部品チップは、以下の性質を持ちます。



2つの部品は、以下の役割を持ちます。



一方、以下の役割を持たせた場合を考えます。



この場合は、複合部品チップは以下の性質を持ちます。



部品の役割は、[部品の役割の設定]ダイアログで指定されます。
役割が与えられた部品を検索するには、[モリプ役割IDの選択]ドロップダウンリストと[テキスト役割IDの選択]ドロップダウンリストが使われます。

参照: Chip Editor / チップ部品 / チップ役割モリプ
キーワード: チップ役割