ユーザーID/ユーザー名

履歴文書は、ネットワークのファイル共有で同時に閲覧・更新することを想定して設計されています。
また、履歴文書は作成者の意図を記録すること主な目的であります。
このため、履歴文書には、編集したユーザーの情報が細かく記録されます。
Thought Tickler、Thought Retrieverには、文書を作成・編集するユーザーを識別するために、ユーザーIDが用意されています。
ユーザーIDの生成は、GUID生成を利用しているので、他人のユーザーIDと重なることは絶対にありません。
ユーザーIDは、コンピューターにとっては確実にユーザーを識別できる良い方法なのですが、無意味な英数字の羅列なので、人間にとって良い方法ではありません。
利用者がユーザーを識別しやすいように、ユーザーIDと合わせてユーザー名が用意されています。
ユーザー名は、ユーザーIDとセットでプロジェクトにユーザー一覧として登録され、ユーザー情報の表示に使われます。

ユーザーIDは完全にユニークなIDであるため、なんらかの形でユーザーIDを公開した場合、履歴文書中のユーザーIDから作成者の個人情報を探れる可能性が有ります。
もしも履歴文書を１人で使うのであれば、ユーザーID・ユーザー名を登録しなくても問題ありません。

参照: 用語索引 / [ユーザー登録]ダイアログ / [ユーザー情報]ダイアログ
キーワード: ユーザーID/ユーザー名 / ユーザーID / ユーザー名