Dynamic Draw/Thought Tickler ユーザーズガイド

モリプ

「モリプ」とは、MOvable LInkable Point の略です。
どの部品にも必ず一個以上のモリプがあります。
モリプは、部品移動したり変形したりしても、部品と同期して移動されます。
モリプとモリプの間には、リンクを設定出来ます。このリンクは、モリプ間リンクと呼ばれます。
モリプ間リンクが存在する場合、一方のモリプが移動したとき、リンク先のモリプも同時に移動されます。
リンク先のモリプの移動に伴い、そのモリプを所有する部品移動したり変形したりします。

モリプは、リンクツールモードで部品を選択した時に見ることができます。(下図)



この例では、円弧部品中心点モリプが表示されています。

モリプには、以下の種類があります。


また、モリプによっては、以下の端子を持ちます。

例えば円弧部品には、中心に一つだけモリプがあります。これは中心点モリプと呼ばれます。
中心点モリプは、すべての部品の中心に必ず一つだけ存在します。
部品移動された場合は、中心点モリプ移動後の部品の中心位置に移動されます。部品が変形された場合にも、中心点モリプ移動されます。
モリプ間リンクによって中心点モリプ移動されると、部品も同じ方向に同じ距離だけ移動されます。

各部品のモリプの位置については、部品を参照してください。

参照: モリプ間リンク / モリプ間リンクの種類 / [非表示&リンクマーク]プロパティページ / スクリプト / チップ役割モリプ
キーワード: モリプ