部品

画面上に配置される図形は部品と呼ばれます。部品には以下の種類があります。
直線部品、矩形部品、多角線部品や、その他。
部品には、親子関係があります。例えば、円弧部品の親部品は、矩形部品です。
各部品は、固有の部品のプロパティを持ちます。部品間の性質・形状の違いは、この部品のプロパティによって生じます。
親部品と子部品の違いは、特定の部品のプロパティを持っているかどうかの違いです。
矩形部品と、円弧部品を例に考えてみましょう。
矩形部品は矩形プロパティを持っています。円弧部品は、矩形部品の持っているプロパティに加えて、円弧プロパティを持っています。
円弧プロパティを持っているかどうかが、矩形部品と円弧部品の違いなのです。

部品には、次の2つの特別な部品があります。

この2つの部品は、画面に表示されることのない、隠れた存在です。この2つの部品から、全ての部品が派生します。
配置部品は、配置プロパティを持ちます。配置プロパティは、部品を画面のどの位置に表示するかを管理します。
配置部品は配置プロパティ以外に、部品ディクショナリープロパティ、スクリプトプロパティ等を持ちます。
基本図形部品は、配置部品の子部品です。基本図形部品は、配置部品のプロパティに加えて、基本図形プロパティを持っています。
基本図形プロパティは、図形の輪郭線のペン形状、ブラシ形状、影、背景図、矢印、テキスト等を管理します。

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